じりじりと暑い朝。
学校があるときと同じように目が覚めてしまう。
せっかく、今日から夏休みだというのに。
なんだか損をした気分だった。
俺は寝ぼけ眼のまま、リビングへ行き冷蔵庫の牛乳を手に取りカップに注ぎグイッと飲み干す。
洗濯物を干し終わっただろう母親に挨拶をして、リビングのソファにどかっと座った。
「圭介、夏休みだからってうだうだするのやめなさいね~?受験生なんだから」
「うるせーなー、起きた時くらいゆっくりさせろ」
母親は『やれやれ』と言うように溜め息を零す。
自分でもわかりきってることを言われるのが一番ムカつく。
きっと図星だからムカつくんだろう。
学校があるときと同じように目が覚めてしまう。
せっかく、今日から夏休みだというのに。
なんだか損をした気分だった。
俺は寝ぼけ眼のまま、リビングへ行き冷蔵庫の牛乳を手に取りカップに注ぎグイッと飲み干す。
洗濯物を干し終わっただろう母親に挨拶をして、リビングのソファにどかっと座った。
「圭介、夏休みだからってうだうだするのやめなさいね~?受験生なんだから」
「うるせーなー、起きた時くらいゆっくりさせろ」
母親は『やれやれ』と言うように溜め息を零す。
自分でもわかりきってることを言われるのが一番ムカつく。
きっと図星だからムカつくんだろう。