右手首を拘束されて、左の手錠はしっかりとパイプベットの足に繋がれてた。



監禁生活3日目。



トイレには連れて行ってくれるけど・・・



ご飯は全く食べさせてくれなかった。




「おい!?栞…水、飲みたいか?」



空腹で昨日の夜は全く眠れなかった。


将夫は嫌味ったらしく私の目の前での喉をワザと鳴らしてペットボトルの水を飲み干した。



渇ききった喉に私は生唾を飲み込み耐える。




「飲みたいか?なら、俺との別れを撤回しろ!!」



「・・・別れる!」

私は追い詰められた状況下でも自分の意思は曲げなかった。