将夫のマンション…



彼は私よりも3歳年上、実家は仙台。


東京の大学に進学した為、マンションを借りて一人暮らしをしていた。


家からの仕送りだけの生活。勉学が忙しいとバイトはしなかった。



お金に困っている彼は私の援交の金を当てにした。




「あれは私のお金よ!!」



「てめぇ~俺と言う彼氏が居ながら、他の男とヤッていいと思ってんのか!!?」


隣の部屋に訊こえる位を罵声を私に浴びせる。




「…私…あなたの別れるっ!!」



罵声に怯むコトなく、私は将夫に別れ話を切り出した。



「はぁ?援交の男に身体だけじゃなく心まで奪われたのか!!?」