彩ちゃんの車が行くと
自分の家の高層マンションの下にあるコンビニに入った。
パックのジュースコーナーを見回すと
ミルクティーがあったから
それをとりレジで会計を済ませて
コンビニを出た。
「ただいまー」
家に帰ってもおかえりの一言もないなんて…。
「ママ、買い物かな?」
自分の部屋に入って
制服から部屋着に着替えた。
そして台所で
さっき買ったミルクティーを
コップに注いで飲んだ。
甘くて、やっぱり落ち着く味だった。
「あ、明日ゎ仕事あるのかな」
気になってスケジュール帳を開いた。
明日の日付には
何もなかった。