なんで、こんな甘々な感じになってるのっ!? 聞いてるこっちが恥ずかしい!! 和樹は安堵の息をはいてから、あたしの手首をつかみ2階に上がり出す。 和樹の部屋に入り、あたしはやっと声を出した。 あの場で喋ったらいけない気がしたから。 「何があったの?」 聞くとニヤリと和樹が笑った。 「智が玉川さんにメールを送っただけ」 「なんて?」 和樹はすぐには答えず、あたしをベッドに引き寄せてから答えた。