そんな、涙が浮かぶ程笑わなくても…。



若干むくれる。



が、あたしの報告は終わったから、芹菜の話を聞く。


「芹菜は?」

「今日はねぇ」


少し考えてから芹菜はフッと笑った。



「また、身の程知らずな馬鹿が告白してきたくらいね」



うわー、その男子可哀想。


多分、『貴方の顔でよくそんなこと言えるわね。残念。鏡見なさい。寝言は寝て言うものよ。』って感じで振られてるはず。