「…も、だめっ」

「まだ大丈夫」


大晦日の夜、初めての時とはまた違う感じに攻められていた。


「ぁ…かず、きぃ」

「もうすぐ年があけるな」


身体を震わすあたしとは違って、和樹は爽やかに時計を見ながら呟く。




――――なんか、雰囲気ちがう…っ




いつもと違う和樹に疑問を感じる。


「っ、んぅ」

「雪乃…、まだ大丈夫…?」