芹菜に促され、街を歩く。



おしゃれな服が多いなぁ…。



もう秋になるから秋物が店内を賑わせていた。


「…桜田はどんなのがいいんだろ」


無意識のうちに呟いたあたしを見て芹菜がニヤニヤする。


「本当、好きだねぇ」

「うっ!?」


そんな風に見えてるの!?

恥ずかしい…。



でも、好きなんだから仕方がない。