「何ここ……」



アヤさんに話を聞いてやって来た場所は、暗い森の中の薄気味悪いお城。



ここにコウさんがいるらしい。





少し錆びているベルを鳴らすと、目の前の大きすぎる門がギィーッと嫌な音共に開いた。