「それは 莉里香なりのきずかいでしょう??

    そのことは 2人共知ってるでしょう??

    2人共 気づいてたわ。
 
   最初から。

   毎日こう言ってたわ

  「莉里香 いつか死にそう。

   自分を責めすぎてる。」って。

   毎日心配してたわ。」

  
   颯音にぃ・・・千尋・・・・


   陰でそんなに心配してくれてたんだ。。。。


  「うっ・・・ごめん・・・なさ・・い」


  あたしは 一気に涙が出てきた。


  止めるにも止まらない。


  きっと 今までの

   辛さが一気にこみ上げてきたんだと思う。

   そんなあたしに

  お母さんは優しく

  あたしを抱きしめて

  頭を撫でてくれた。

  そんなお母さんの手は

  ほんと落ち着く。