「お母さん・・・
あたし 幸せになってもいいの??
笑って、前みたいに
過ごしていいの??
あたしは 翔真を殺したのと
同じなのに。」
「莉里香。
莉里香は幸せになっていいの。
笑って 前みたいに
過ごしていいの!
あんたは 翔真君を殺してなんかない。
自分を責めるのはいい加減にしなさい。
記憶が戻って
ショックかもしんないけど
それを乗り越えないでどうするの!!!」
「お母さん
あたし怖い。
あたしがバスケをしなくなったのは
あたしの性で翔真や紗羅那先輩
世羅先輩を事故に合わせた。
そんなことしたあたしがバスケなんかしちゃダメだと思った。
そのあげく 翔真の記憶や紗羅那先輩との約束も
忘れた。
そして 何より
また 大切な人が事故に合ったら嫌で
バスケをやめて。
颯音にぃや千尋にあんな態度をとったんだ。」