「まぁ

  莉里香もそんな事言うなよ~」

  「颯音もほっといて。
  
  しかも、何で

   2年のあんたが1年の校舎にいんの?」
    
   こいつも泉川颯音(はやと)


   高校2年。



   「こまけぇーことは気にすんな!

    あと、お前


   ほんとにバスケやんねぇーの?」


 「やんない。

  もういいでしょう!

  これ以上、あたしにかまわないで。」


   そして、あたしは教室から出て行った。


   あたしの教室で話してたから

   クラスの子が注目してたことには

  気づいてる。