君の柔らかそうな髪が
夕日のオレンジ色に透ける。

ただキレイだな…と
ぼんやりと見ていた。


君は怒っているようだったけど
不思議と全然怖くなかったんだ。


それは君が子供だからとかじゃなくて、
もっと全然別のはなしなんだと思う。



君に抑えつけられた手首が痛むけど
その痛みは君の心のキズのように感じて…

受け入れたいと思ったの。