『…まだ時間大丈夫なら、
お茶でもしてこうか。』


『…はい!』


あまりに晴れやかな笑顔で言うから
なんだか少しだけ胸が痛む。


今時の高校生ってもっと
生意気な感じなのかと思ってた…。


なんだかなついてくる子犬
みたいで可愛いなぁと思った。


でも…


時々見せる大人びた顔と
今みたいな子供みたいな反応に、

正直戸惑っている自分がいた。