君が何かを言いかけた瞬間に
公園から女の子が一人駆け寄ってきた。



『…ちょっとっ!翔!!

どうしたのよ途中で…!』



そう言って翔くんの腕を掴みながら
ちらりとこっちを見てまた
怪訝そうに翔くんの方に向き直る。