『変な話しじゃないよ…』


この人の手はこんなに大きくて
温かかっただろうか…?


『どうしたら伝わるんだろうな…』



私はズルい…



自分の気持ちも確かじゃないのに
一人になることだけを怖れて
この手を離さないでいる。