プロローグ(記憶)




両親が中学時代からの同級生で家も隣同士に建てるような仲良しだった。
仲がいいのは母同士。

父たちもみんな中学からの同級生。
でも仲は悪かった。

私の父は霧斗の母の幼馴染。
そして私の母と霧斗(きりと)の父が幼馴染。


だからお互いに幼馴染を渡すのが複雑な気分だったらしい。

だから私たちも…
……幼馴染。

そう………あれは雨の日だった。

雨宿りしている私と霧斗。そこで突然言った霧斗の言葉“_____________。”

それは幼いころの約束。
  
そして、私の夢。