「渡辺さん♪」

 顔を真っ青にしながら、学校への登校。

 「昨日は、ありがとうね」

 横を見ると、口は笑っているのに目は笑っていない顔が‥

 「な、何のことでしょうか??」

 「今更、とぼけても無駄なんだよ。よくも俺様をこけししてくれたなぁ」

 ばんっという響き渡る音。
 壁に押し付けられてる私。

  人があまりいない‥いや、人がいない路地裏でこういう体勢はちょっと‥

 横にはイケメンくんの腕があり逃げられず‥足は固定せれていて動けない。

 
 これは‥今、全てが終わる予感がしました。