「ふーん」

 とじろじろと私の事を見る。
 
 そして、スっと私の髪を掴んだ。
 

 うぅぅもう、限界だ‥

 「やめてください!!」

 自分でも驚くような声。その後には沈黙。

 横を見ると、足を組み、舌打ちをする不良‥じゃなくて、
 皆から愛されてるイケメンくんが。