どうしよー。
ばれたら厄介だ。最近はお呼びだしこそかからないものの、毎日のようにメールがきている。
で、私はそれを無視している。
やばいなー‥
と、琴音ちゃんが、
「あ、あの茶髪イケメンと一緒にいる友達の1人、中学の時の友達だ。結構もててたんだよー?声かけてこよっかなー」
「ちょっと待って!琴音ちゃん、そんなことしたら‥」
そんなことしたら、あいつが私に気づいちゃうかもじゃんっ!
琴音ちゃんが私とみてニヤリ。
「よし、声かけてこよーっと!ユキ、一緒に行こ」
ユキもニヤリ。
「なんか面白いことになりそうだねー!」