「井岡ー、なんか呼ばれてるけど。」
クラスの男子が教室の入り口を指差して私を呼ぶ。

「おー、ありがと。」
私は立ち上がって教室の入り口へ。

誰かな?

そこで待っていたのは、悠希。
幼なじみの男の子。
小学校からの友達だ。
ちなみに、悠希はその外見と優しいところから、中学時代からモテモテだったとか。