ぶっちゃけ、私は嫌がらせとか気にしなかったけど、私をかばってくれたちほちゃんやほかの友達に迷惑かけるのは辛かった。

それにケンカは嫌いだ。
みんなが幸せな世界ならいいのにね、そう思ってる。

私は意外と平和主義だから。


‥しょうがない。
五十嵐の家に行こう。
で、すぐ帰ろう。

私は髪だけ簡単にとかし、部屋着にすっぴんのまま、サンダルをつっかける。
まぁ化粧なんていつもめったにしないんだけどね。

今日も両親は出張だ。
別に心配する人もいない。
私は、エレベーターにのりこんだ。