私は無言で部屋にあがる。
その瞬間抱きしめられた。

「えっ‥五十嵐くん?」
「もう無理我慢できない。俺、お前のこと好きだ。」

突然の告白。
「俺、今日お前の友達の相田にさ、言われて。やっぱちゃんと告白しようと思って‥」
いつもは余裕な五十嵐が私を抱きしめて必死な様子で話す。
それから、五十嵐は私を少し、離し、目をみて言う。
「好きです。付き合ってください。」

「‥うん。」