「えーと、注文したやつ全部そろったよね‥?よし、じゃあ、ごゆっくりどうぞー。」
りほはそう言うと行ってしまった。
またせかせかと働きはじめる。
よく働くなー。
真面目な性格がよくわかる。
ご飯を食べてる間、俺はりほのことしか考えてなかった。
皆食べ終わって、もう、海にはいる気まんまんって感じ。
女子と男子わかれて海の家の更衣室に向かう。
俺はなんか、はしゃぐ気にもなれず。
友達の1人に声をかける。
「俺もう少し休んでから行くわー。」
「おー、わかった。」
と、俺の向かいの席に座ったままの女子。
誰だっけ、えーと、あ、ちほ。
ちほとか呼ばれてたっけな?
そいつに声をかける。