自慢と思われるかもしれないけど、私は悩んでいたのでちほちゃんに話をきいてもらうことにした。
昨日のことを全部話す。
「うわー、りほ、あんた罪な女だわ」
「はー?なにそれ。」
「きいたよ、悠希から。悠希のこと振ったんでしょ?」
「あ、知ってたんだ。」
悠希とちほちゃんは中学時代三年間同じクラスだったから仲がいい。
「でー、なに。東条くんのことも振る気?」
「いやー、ってかまだちゃんとした告白はされてないんだよね。」
「東条くんかっこいいしいい子だと思うけどなー。あっ、そっか!」
急にちほちゃんがなにか気づいたように大声をあげる。
「なに?」