「だーかーらっ、俺だっていつ井岡先輩のこと襲っちゃうかわかんないよ?」

井岡先輩は焦って否定する。
「ないないっ!だってっ‥」
「好きな人と2人きりで大丈夫な男なんていないっすよ。」

俺は井岡先輩の買ったティッシュやらシャンプーやらの入った袋を持っていない方の手で、井岡先輩の手首をつかむ。
「えっ!‥ちょっとっ」
「俺ずっと井岡先輩のこと好きだったの、気づいてた?」

井岡先輩の手首を壁に押しつける。