「えっ！大丈夫だったんすか？」
「助けてもらったから。」
「誰に？」
すると、井岡先輩の顔が少し赤くなった気がした。
「‥知り合い‥」
「‥そすか。でも井岡先輩可愛いから気をつけないと。」
「いやいや。別に誰も私なんて‥」
「今だってっ！俺がいるからいいけど、 1人だったら危ないっすよ」
俺が井岡先輩の目をじっとみながら言うと、井岡先輩は少し照れてうつむく。
こーゆーとこ、すげー可愛いよな。
「ご忠告ありがとうございますっ。でも、いまは東条くんがいるから安心だねー」
やっぱり井岡先輩は俺のこと、そーゆー風にはみてないってことだよな？
だってこの笑顔。
安心しきってるし。
