悠希に手を振って別れる。

できるだけ人がいないようなところを通って教室までもどる。
やっぱ1人だと恥ずかしいなー‥

と、その時。
「ねーねー。」
肩をぽんっと叩かれる。

私は振り向く。
「あっ、はい。」
知らない人だ。私になんのようだろう。

そのチャラそうな2人の男の人は笑顔で言う。
「メイド喫茶ー?」