なよなよしてたらあっちのペースに巻き込まれる。 メアドを交換すると、嬉しそうに笑う彼。 「帰ったらメールすんなー‼」 「用件以外はメールしないでくださいね?」 強気で睨んで念をおす。 「私彼氏とかいらないんで。」 「えっ、なに、もう彼氏いるわけ?」 「いません」 と、急に手をひっぱられ、気付くと彼の腕の中で。 「じゃあ、俺のもんにしてもいいよな?」 なにこの人っ! 自分の顔が赤くなるのがわかる。 「離してっ」