一度受付のカウンターまで戻り
右の扉に入る
するとドアの開いた
2つの入り口が現れる
そのすぐ横には休憩所みたいな場所がある
自動販売機あるし
私達はその休憩所の椅子に座る
「あれーまだ授業始まってなかったわ」
「あはは…そうみたいですね…」
この部屋には誰もいない
「さっきの部屋はね私の部屋なの
んでこっちはDとCの教室」
「へー」
私さっきからはいとへーしか
言ってない気がする
「受付の左にもう一個扉があったでしょ?」
「あーそうですね」
塾長さんの部屋が真ん中にあり
その右の部屋がここだ
「あっちはAとBの教室
授業中じゃなかったら同じ部屋内だったら
自由に出入り出来るから」
「へーじゃあDの人はAの教室に入れないって事
ですか?」
「うんそーゆうこと」
にこにこ笑いながらそう答える塾長さん
なんで?
と思ったがそれを聞くほど私は勇気ない
ｶﾞﾁｬ
と部屋のドアが開く
