カウンターの奥の扉を抜けると
小さな部屋だった


「そこ座ってね」

「はい」

私は近くのパイプ椅子に座る

つい回りを見回してしまう

壁際のデスクには
沢山の書類とパソコン

まるでドラマとかでみる
会社員?
サラリーマン!の机みたい

紙や沢山予定の書き込んであるカレンダー
が貼ってあるコルクボードが壁に付いている


「はいお茶」

「あっありがとうございます」

「んで体験の前にこの塾のシステムっていうか
仕組みみたいなものを説明するね
うちは4クラスに分かれてA~Dのクラスね
Aが一番上
で皆初めはDクラスから。
そこから月に一回のテストと…
まぁその他諸々でクラス上がっていくって感じ
分かった?」

「はい分かりました」

その他諸々ちょっと気になるけど…

「じゃあ見学しに行こうか!」

「はぁ」

まだ美人に圧倒されながら
言われるがまま付いていく