「みんな居るかー」

と後ろから声がし
女の人が入ってくる
私たちの前にあった
ホワイトボードの前に立つ

私と目が合い

「あぁやっとこのクラスに女の子が…」

「男しか居なかったもんね」

「虎太郎…それは私もカウントしてんのか?」

「だってサトちゃん男じゃん」

「虎太郎は宿題沢山やりたいようだね」

「……サトちゃんは立派な女性です。
な?留季?」

「えー俺に振るなよ。そんな分かりきった事」

「留季もやりたいか?」

「先生は立派な女性です。」

「よし分かればいい。話それたじゃん
立花さんよろしくね」

「あっ!はい」

「このクラスの国語と社会を担当してる
佐東です」

「よろしくお願いします」

「いやー女の子って可愛いね
男と違ってさ…」

「また彼氏に振られたの?」

「そんなダイレクトに来るなよ
狩真。男ならオブラートに包んでこそだろ」

「いやいや俺は愛で包むんで」

「何キモい事言ってんだよー」

「まじチャラ男だよね狩真」

「頭軽ま」

「えぇみんなしてひど!!」



……………授業始まんないー

まぁ楽しいけどさ