「あ~もぅ体育疲れたー!!やっとお昼休みだよー!!!」
もぅお腹が減り過ぎてたおれそう。
奈菜、美那海とまいにち一緒に屋上でお昼ごはんを食べるのが、一番の楽しみなのだ。
―池田琴音―
高校一年。
奈菜、美那海とは、中学からの親友で、いつも一緒にいる仲良しグループだ。
なにをやっても失敗するし、涙もろいから、みんなに嫌われてないかとか思ったり、ときには自分のことを責めたりするときもある。そのときに一番の救い手は奈菜と美那海と遊ぶこと。
奈菜と美那海は私にとって、かけがえのない存在。
親友になったきっかけは、私が、親友だと思ってた子に、ちょっとした嫌がらせをされていたときに二人が助けてくれたのがきっかけで親友になったのだ。