プルルルル…

電話が鳴った 着信は彼からだった

『今どこにいるの?』

「まだ家だけど…」

『もう俺いるからさ!早く来てー』

「あ、うん!わかった!」

私はすぐに荷物を持って鏡の前に立って自分チェックをし、

「よし。」

気合を入れて玄関のドアを開けた