高校三年生。部活を引退し筋肉なんて勝手に落ちるもの。

私はほとんど努力をしなくても筋肉質なのは治る。

それに、私がそうなったところで彼にはなんの利益もない。



こんなこと言われたら、変な期待をしてしまう。



「まだ好きでいていいの?」


私はそう彼にいった。



『それは俺が決めることじゃないから。』


と彼は言った。