次の日から彼からのメールが極端に減った。
そして、休みがあっても会えなくなった。
というか、向こうが会いたくなさそうなのがわかった。
私、うそつかれてる。
そう思ったのは、休みの日。
彼は急に高熱が出たといってデートをキャンセルした。
のはずなのに、見覚えのある黄色いスポーツカーがホームセンターに止まっていた。
ナンバーも間違いなく彼のものだった。
あぁ、嫌われたんだ。私。
そうおもって彼にこんなことを聞いた。
私のこと必要?
元々カノさんと元カノさんは必要な存在だと思った彼は、私のことはどう思っているのかがきになった。
『そんなこと考えてる暇ないくらい今忙しい。』
私はそこで確信し、切り出した。
「じゃあ友達にももどろっか。」