しばらくして大きなビルの前に車が停まった。

ここがRaxY芸能事務所なんだろう……。


「ついてきて下さい」


そう言って神崎さんが車を降りたから、あたしも慌ててあとに続いた。

その後ろをあのサングラスの男の人たちがついて来る。


そしてあたしたちはエレベーターに乗って最上階に向かった。