『ちょ…っ、ちょっと待って!あたし大丈夫だなんて言ってないじゃん!』


あたしは亜紀を慌てて止めた。


「え?唯、土日予定あるの!?」

『そんなんじゃないけど…ただ…、あたし外泊とかそういうのは……ι』



「無理かぁ…ιじゃぁ、慎に唯は駄目だってメールするねι」


亜紀はそう言って慎君にメールを送った。


『ごめんね…ι』


「ううん。いいよっ。」


あたしが謝ると亜紀は笑顔で返事をした。


♪♪~

すぐに慎君からまた返信が来たみたいだ。

亜紀はそのメールを見るなり顔を上げてあたしをガン見。

「ねぇ唯、どうしても外泊駄目かな?」

『うー…んι』

「聖夜さんが外泊は駄目って言ってるの?」


『ううん。そんなわけじゃないよ。ただ、あたしが聖夜に心配とかかけたくなくて…ι』

「なら唯も泊まろうよっ♪!
慎のマンションだし、あたしもいるし!」


亜紀はそう言って、慎君にまたメールを返した。