『はぁ……。』


あたしはそのまま家に入る気になれなかったから、そのまま近くの公園に向かおうと思って体を反転させて歩き出した。


キキーッ―…


その時後ろの方で車が停まる音がした。

なんとなく振り返ると、停まったのは龍の車で、中から龍が出てきた。

そしてあたしの所まで走ってきた。