「慎、風呂ええでー。」

「おう。」



あたしたちの次に入った龍君がお風呂から出てきたみたいで慎君がリビングから出て行った。

あたしは見ていたテレビに夢中で、龍君がリビングに入って来たのをなんとなく気配で感じた。

そんなあたしの隣に龍君が立った。


「何見とんのー?」

『んー??ドラマだよ。―っ!?///』


顔を上げて龍君の方を見ると上半身裸で髪を拭きながら龍君が立っていた。


「そんなガン見すんなやぁ。
唯ちゃんエッチ~(笑)」


龍君は、自分を見て固まっているあたしに笑いながら体を手で隠し言った。


『っ━///見てないよっ…!!』


あたしはそう言って慌てて顔をテレビに戻した。


「冗談やってー(笑)。
唯ちゃん、何でも本気にしておもろいなぁ(笑)♪」


龍君はそう言ってあたしの隣に腰を降ろす。