「てゆうかさ、
唯ちゃんも亜紀ちゃんも、
どうして俺だけ
“さん”付けなわけ??」


「それ俺も思った!!
俺と勇は“君”だよなぁ。
怜だけ距離感あるし(笑)」


敦君が怜さんの隣で笑いながら言った。


「だって、怜さんは、
リーダーですから♪♪」

『そうです♪』

あたしと亜紀は勇君も敦君も怜さんもみんな同い年なのに、怜さんだけは、リーダーってことで“さん”付けだった。

「え~!!俺も怜君がいいし。」


『「じゃぁ怜君で♪」』

「「「……///」」」

「!!ちょっ、お前ら今赤なったろ!?なに人の女の笑顔見て照れとねん!!」

「お前ら
惚れたら許さなねぇからな!!」


『「??ιι」』


怜君と勇君と敦君が、あたしたちが笑ったのを見て、赤くなったらしく、龍と慎君が3人に向かって怒鳴った。