「唯、亜紀ー!!何しとるんι!?
はよ支度しぃや!!」



玄関から龍のあたしたちを急かす声が聞こえる。



『ちょっと待ってぇ!!
━よしっ。完璧だよ、亜紀っ♪』



あたしたちはもう1度鏡の前で自分たちの姿を確認して玄関へ急いだ。