『亜紀~おはよ♪』



あたしはソファーに座っていた亜紀に後ろから抱き付いた。



「あ、唯。おはよ~♪
今日は寝起き良いんだね(笑)」



亜紀があたしを見て大袈裟に驚いたように言った。



『そうかな?』

「そりゃ、朝から龍と抱き合ってたんだから寝起き良いに決ってるよなぁ~。」



あたしの言葉を遮って慎君はニヤッと笑った。



『ちがっ…///』

「本当だろ~(笑)。」

『違うっ…///』



あたしは恥ずかしくて慎君を睨んだけど、慎君はさらに面白がって冷やかしてくる。



『もう慎君嫌いー(泣)!!』



あたしは慎君の冷やかしに耐えきれなくて龍にしがみついた。



「慎いい加減にしいや。」

「そうだよ。馬鹿じゃないの?」

「は…??ι
ちょっと待てよι
何で俺がそこまで言われねぇといけねぇんだよι」



2人に責められた慎君は不満そうにあたしを見る。