すると無言でニッと笑った


「ばかぁぁあっ!」


和弥を殴ろうと腕を上げると、その手を和弥の手によってパシッと捉えられた


「あの時は、ごめん」


いつものふざけた表情ではなく、真面目な表情だった


こんな和弥を見たのは初めてだ


「お詫びに、今度プラネタリウムでも行かねーか?俺の奢りで」


「最近出来たプラネタリウム?!行く行く!」