「「「はぁぁぁぁあ!??」」」

家から大きな声が響く。

「み、みやっ、みやびっ!?」

「雅姉っ!?」

「正気!?」

「うん」

なんでっ!?、と言いたいらしいけど、声が出ないお父さん

妹の彩とお母さんに至っては、茫然としていて。

・・・・そりゃあ、そうだけど。

ここまで来ると、可笑しくって、笑いを堪えるのが大変で。

「どうして、いきなり!?」

ようやく、言えたみたい

「んん・・・。ちょっと。」

「ちょっとって・・・!」

「雅姉!?」

「「「なんで・・・」」」

ウチは、とても仲がいいから、こんな風によくハモる。

「「「巫女なんかっ・・・・!?」」」

ね?

「ちょっと、興味があって。」