その後、私達は部屋に戻った
そしたら…


「あら!仲直りしたのね?良かったじゃない?」
みさちゃんが笑顔で私の頭を撫でた

きっと、和斗に私の事を言ってくれたから、仲直り出来たんだ…

…やっぱりみさちゃんは優しいや。

「みさちゃん。」
「何?」
「ありがとう」
精一杯の感謝を笑顔に込めて

「どういたしまして」


ーーー


カラオケが終わり、私は家に帰ってきた

「はぁ…疲れた」

ベッドに寝転びながら、ふとさっきの出来事を考えた


~回想~

「ちょっ和斗、待って!」
「…待たない」

「え?ちょッッ」
「ん!や、やめ…」

そんな、最初から激しいキス…なんて…

「ぅん!や、やめぇ…」

「美亜…エロい…」

誰がそうさせてると思ってんのよ?!

「ひっ…か、和ン斗ッッ…」
「興奮してるとこ申し訳ないけど、声…誰かに聞こえちゃう…かもよ…?」

口角を上げながら笑う和斗。
その様はまるで…悪魔だった

~回想終了~