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放課後になり、小林君と一緒に会議室へと向かう。


その間も会話が絶えないように、ずっと話しを作ってくれていた。


話していて感じたのは、凄く優しい人って事…。
お友達思いって事…。


とにかく、凄く凄く優しい。


小林君と文化祭役員で、良かったかもなんて思ってたり…。


「……着いたよ。」


ガラガラ…。


中に入ると、もうすでに沢山の人が集まっていて…。


「……おっ!五十嵐万優架じゃね?ラッキー!」

「ほんとじゃん!!こっちおいでよぉ!」


な…なんか…怖い人達がいっぱい…。


後ずさっていると
それに気づいた小林君がソッと私の手首掴んで


「…俺の後ろに隠れときな…。」


ボソッとそんなことを言ってくれた。


「あ、ありがとう。」