「………ちっくしょう…!!」


俺は傍のごみ箱を蹴り飛ばした。



……小林にチャンス与えてどうすんだよ!


今頃小林は……泣き崩れている万優架を……


考えるだけでも、自分にイラついて…イラついて…


………俺は万優架の気持ちを知っていた…。