「…逢いたい…。浅野君に逢いたい…。
見るだけでもいいの…。
浅野君の事考えてると、なんだか…胸がキューっとして…苦しくなる…。
女の子と楽しそうにしてるの見るとズキッて胸が痛くなる…。
でも…笑ってるのを見ると…
浅野君の幸せそうな顔を見ると…私まで幸せになる…。
ただただ……逢いたい…。」
「………はいはい。ご馳走さま。」
「………ねぇ…好きってなに?」
「…あんた、もうそれが立派な好きっていう気持ちじゃない。
その人を思うとね?
胸がキューっとなるんでしょ?
その人が幸せそうなら嬉しいんでしょ?
逢いたいって気持ちが溢れるんでしょ?」
コクン…と頷く。