万優架がコクンと首を縦にふる。

それを見た男が満足そうに歩きだす。


その後ろから腕をひかれ、チョコチョコと顔を真っ赤に染め着いていく万優架。


「小林じゃん…アイツ…。」


「なんだよぉ…万優架ちゃんはみんなのモノだろぉ」


男共の声が耳に入ってくる。

万優架はモノじゃねぇ。


キモい目で万優架を見んじゃねぇ。